神社仏閣
五十沢(いさざわ)地区には、寛永10年開山・創建の清浄山安禅寺があります。
寛永ですから今から380年以上前になります。
曹洞宗のお寺で、梁川町の興国寺の貫益和尚様が開山されたといわれています。
創建された場所は、現在お寺が建ってる場所とは違っていたそうです。
文政8年、今から200年前、その時十六代目の和尚様が自ら農業をされたり、大変苦心をされ、檀家もその和尚様の並々ならぬ努力に感激し、蓄積されたお金やお米を資本とし、檀家の喜捨によって、天保3年(1832年)に本堂を、弘化4年(1847年)に庫裡を現在の場所に建立しました。特に本堂の格天井の色鮮やかに描かれた花の絵は、今なおその色あせることなく訪れる者の目を引いています。
なお、本堂は、昭和30年の改装で赤瓦になり、平成の階層で銅板葺になっています。
庫裡は、平成27年に改築され、その折会館も増設されました。
26代住職と27代目になられる副住職様ご家族が住まわれ、地区の仏事を執り行っていただいてます。