地勢

五十沢 2016.10.24
五十沢 2016.10.24

福島県伊達市の梁川町五十沢地区は、福島県の北端に位置し、北は宮城県白石市越河(こすごう)地区、東は宮城県伊具郡丸森町耕野(こうや)地区に接しています。
西は梁川町大枝地区、南は梁川町富野と隣接しています。

地形は、西北側に奥羽山脈の麓である標高200m~300mの低い連山を負い、東南に向けて阿武隈川に面して平地が開け、田畑が広がっています。人家は山裾の、阿武隈川の氾濫原よりも一段高くなった湿気の少ない高台に多くあります。標高は40m~60mぐらいになります。

古来より「五十沢よいとこ陽当たり良くて、五月咲く花四月咲く」と言われてきました。

福島盆地の北端、南東に開けた斜面で、陽当たり良好、積雪も少なく、奥羽山脈からの吹き下ろしも届かず、福島盆地の中でも冬を過ごしやすい地域です。

阿武隈川の堤防が完成するまでは、少し高台に上がると阿武隈川が見えました。現在は度々起きる大洪水のため立派な堤防が作られ、堤防の全景が見えます。堤防は、ウォーキングやランニングでも使われています。

阿武隈川堤防の上空で、ドローンから北北西方向に撮影した秋の五十沢地区(稲刈り後)。手前に阿武隈川の氾濫原であった水田地帯が広がり、奥に奥羽山脈の麓となる低い連山が連なります。

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